健康保険の仕組み

健康保険とは?

自分や家族のだれかが病気になったり、けがをしたときには大きな出費が伴います。それは病気やけがのときだけでなく、出産や死亡の場合も同じです。
健康保険は、このような場合に備えて、被保険者が収入に応じて保険料を出し合い、これに事業主も負担して、病気、けが、出産、死亡などの際に必要な医療や現金を支給し、お互い負担を減らしていこうという目的から生まれた制度です。

健康保険組合とは?

健康保険組合は国に代わって健康保険の事業を運営する公法人です。全国健康保険協会(協会けんぽ)は常時1人以上従業員がいる法人の事業所、常時5人以上従業員がいる個人経営の事業所が加入します。組合管掌健康保険は単一健保(常時700人以上従業員がいる事業所)と総合健保(同種同業で3,000人以上従業員が集まる事業所)に分けられます。
健康保険組合は厚生労働大臣の認可を得て設立し、事業所の実態に即した健康保険の仕事を運営することができます。
ベンチャーバンク健康保険組合は、平成27年4月1日に厚生労働大臣の認可を受け設立されました。

健康保険組合のメリット

  1. 被保険者や被扶養者の男女比、年齢構成、疾病の動向などの実態に応じた事業運営が実施できるほか、事業主と協力して健康管理なども積極的に行うことができます。
  2. 健康診断などの疾病予防、スポーツ施設の利用補助などを、財政状況やニーズに応じ、健康保険組合独自に健康づくりのための事業が実施できます。

日本の医療保険

対象者 保険の種類

被用者保険

職場で加入する医療保険

1.健康保険組合
2.協会けんぽ
3.共済組合
  国家公務員、地方公務員
4.共済制度
  私学教職員
5.船員保険

地域保険

地域住民が加入する医療保険

1.国民健康保険
  農業、漁業、自営業、自由業など
2.後期高齢者医療制度
  75歳以上の人が加入する医療保険
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